ヤミ金被害は弁護士に相談


ヤミ金被害にあった当事者が自力で解決することは、残念ながらかなり可能性が低いことであると言えるでしょう。精神的に追い詰められた状態で、家族や親族と一緒に団結して闘おうと思っても、元凶は本人の借金であるという負い目があるため毅然とした態度を貫くことがなかなかできません。警察に相談しても証拠がないと動けないこと、具体的な迷惑行為を抑止できても根本的な解決に至らないことが多いことなどから、弁護士に相談するのが一番です。弁護士が介入すると本来違法である取り立て行為をやめさせることができます。刑事告発や口座凍結などの措置が取られることもあるため、ヤミ金も何とかことを穏便に収めようとするのです。

ヤミ金は借りた金は返して当然と正論じみたことを言ってきますが、法外で違法な利息は一切支払う必要がないのです。弁護士に相談すると、まず、ヤミ金への返済を一切しないようにアドバイスを受けます。一円でもまだお金が取れる金づるとみなされると、なかなか取り立てがやむことはありません。これまでに、判例により、違法な金利で貸し付けを行ったヤミ金には、元金、利息を問わず、一切返済する義務を負わないことが明らかにされています。弁護士は、ヤミ金への対抗策として口座凍結など、さまざまな手段を駆使して被害者救済にあたってくれます。ヤミ金の甘い誘惑に乗らないのが一番ですが、万が一、被害に遭ってしまった場合は、早めに弁護士に相談するといいでしょう。

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ヤミ金を利用してしまうと


ヤミ金は、銀行や消費者金融では審査が通らず借金ができない人をターゲットとしています。借金返済を迫られている人は藁にも縋る思いで甘い誘惑に乗ってしまいます。ヤミ金の常套手段として使われる手口は、まず小口取り引きで3万円未満を貸し付けして、10日間で年金利900%を上回るような暴利をつけて返済させるものです。常識で考えればありえない取り引きですが、他に借金するあてのない生活困窮者は黙って従うしかありません。また、もうひとつの甘い罠として、期限までに利息分だけ支払えば、返済期間を延長してくれると持ち掛けます。数千円単位の利息だけであれば、債務者もなんとか払うことができるのでほとんどがこの方法を選びます。

利息だけ支払うことで返済期日は延長される、これを繰り返すうちにヤミ金業者は、利息分を元金に上乗せしたことにして借金の元本を増やしていきます。雪だるま式に借金が膨らんでいくことは必至で、どうしようもなくなった際に、さらに別の貸し金業者を紹介してそこで借金したお金で返済をするように迫ります。あっという間に借金は数倍にも膨れ上がり、借入先も増えていくのです。最終的に返せないとなるとドラマなどでよくみられるシーンのように、自宅や職場、家族や親族などにも執拗な取り立てを行うようになります。利用者は、何とかお金をかき集めて返済しようとしますが、ヤミ金業者は、貸付期間を長くして高い利息を搾取することを目的としているため、一括返済にも難癖をつけて応じないこともあります。

ヤミ金の甘い誘惑


違法であること、摘発されれば刑事罰が科せられるということを十分に承知しながら営業を行っているヤミ金の手口にはさまざまなものがあり、日々巧妙化しています。そのひとつに、「090金融」という手法があります。これは、勧誘のチラシやwebサイトなどに業者名と携帯電話番号のみを掲載して、身元を阿多佐寿に振り込みによってのみ貸し付けを行うものです。携帯電話の最初の三桁でよく使用されている090という番号にちなんで090金融と呼ばれています。サイトで「50万円までなら即日融資」という勧誘文句を見たことがある方も多いのではないでしょうか。多くの場合は、1万円~10万円と少額で1週間から1ヵ月程度の短期融資なので、それほど抵抗もなく借りてしまいます。

実際に融資を申し込むと10万円を借りたいと希望しても、「初回は3万円まで、返済状況によって信用があるかどうかを見極めさせて欲しい」などと言って、短期で高金利の貸し付けを行います。積極的な営業をかけるために、多重債務者などの名簿を使って直接コンタクトをとってくることもあります。090金融は、義務付けられている貸金業登録をせずに、実店舗を持たず、他人名義の携帯電話や銀行口座を利用して貸し付けを行うため、被害が発覚してもその実態を把握することは難しいとされています。

ヤミ金から借金する怖さ


ヤミ金は、決して漫画やドラマ、映画のなかだけのものではなく、過去のものでもありません。現在でも存在する悪質な金融業者です。具体的には、出資法に反して法外な高い利息で貸し付けを行ったり、貸し金業法で義務付けられている登録をせずに業務を行ったりなどをする違法行為をしている者を指します。出資法の金利規則に違反して超高金利で融資を行うため、刑事罰の対象となりますが、それを承知したうえで営業を行うタチの悪い業者なのです。ヤミ金は、借金を重ねることによって多重債務に陥ってしまい、銀行だけでなく一般の消費者金融からも融資を受けられなくなって返済に困っている人をターゲットとすることが多いようです。

多重債務者は、新たに借金をしようとしても信用情報機関の情報提供からなかなかお金を借りることができません。ネットでも「簡単審査」「ブラックでも安心」などの誘い文句をしている金融業者が存在しますが、そのほとんどがこのヤミ金であると言えるでしょう。安い金利や好条件で融資勧誘を行い、実在する信用のある業者と間違うような屋号やロゴなどを使用してwebサイトやダイレクトメールを制作したうえで、甘いことばで利用者に近づいてきます。ヤミ金もやみくもにあたりをつけて勧誘するわけではありません。多重債務者や自己破産歴のある人の氏名などの情報などが掲載された名簿を手に入れて、巧みに勧誘してくるのです。個人の力ではもちろんのこと、警察に駆け込んでもなかなか解決の糸口が見つからないため、弁護士に相談することをおすすめします。