ヤミ金を利用してしまうと


ヤミ金は、銀行や消費者金融では審査が通らず借金ができない人をターゲットとしています。借金返済を迫られている人は藁にも縋る思いで甘い誘惑に乗ってしまいます。ヤミ金の常套手段として使われる手口は、まず小口取り引きで3万円未満を貸し付けして、10日間で年金利900%を上回るような暴利をつけて返済させるものです。常識で考えればありえない取り引きですが、他に借金するあてのない生活困窮者は黙って従うしかありません。また、もうひとつの甘い罠として、期限までに利息分だけ支払えば、返済期間を延長してくれると持ち掛けます。数千円単位の利息だけであれば、債務者もなんとか払うことができるのでほとんどがこの方法を選びます。

利息だけ支払うことで返済期日は延長される、これを繰り返すうちにヤミ金業者は、利息分を元金に上乗せしたことにして借金の元本を増やしていきます。雪だるま式に借金が膨らんでいくことは必至で、どうしようもなくなった際に、さらに別の貸し金業者を紹介してそこで借金したお金で返済をするように迫ります。あっという間に借金は数倍にも膨れ上がり、借入先も増えていくのです。最終的に返せないとなるとドラマなどでよくみられるシーンのように、自宅や職場、家族や親族などにも執拗な取り立てを行うようになります。利用者は、何とかお金をかき集めて返済しようとしますが、ヤミ金業者は、貸付期間を長くして高い利息を搾取することを目的としているため、一括返済にも難癖をつけて応じないこともあります。