ヤミ金から借金する怖さ


ヤミ金は、決して漫画やドラマ、映画のなかだけのものではなく、過去のものでもありません。現在でも存在する悪質な金融業者です。具体的には、出資法に反して法外な高い利息で貸し付けを行ったり、貸し金業法で義務付けられている登録をせずに業務を行ったりなどをする違法行為をしている者を指します。出資法の金利規則に違反して超高金利で融資を行うため、刑事罰の対象となりますが、それを承知したうえで営業を行うタチの悪い業者なのです。ヤミ金は、借金を重ねることによって多重債務に陥ってしまい、銀行だけでなく一般の消費者金融からも融資を受けられなくなって返済に困っている人をターゲットとすることが多いようです。

多重債務者は、新たに借金をしようとしても信用情報機関の情報提供からなかなかお金を借りることができません。ネットでも「簡単審査」「ブラックでも安心」などの誘い文句をしている金融業者が存在しますが、そのほとんどがこのヤミ金であると言えるでしょう。安い金利や好条件で融資勧誘を行い、実在する信用のある業者と間違うような屋号やロゴなどを使用してwebサイトやダイレクトメールを制作したうえで、甘いことばで利用者に近づいてきます。ヤミ金もやみくもにあたりをつけて勧誘するわけではありません。多重債務者や自己破産歴のある人の氏名などの情報などが掲載された名簿を手に入れて、巧みに勧誘してくるのです。個人の力ではもちろんのこと、警察に駆け込んでもなかなか解決の糸口が見つからないため、弁護士に相談することをおすすめします。